人文・思想

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論語 (岩波文庫)
言わずとしれた四書五経の筆頭。文字が大きく読みやすい。しかも訳がこなれている。論語は孔子の発言を弟子が書き留めたといわれる。論語はかなり古いが、聖人たる孔子の人間に対する洞察力が凄い。今なおほとんど......
武士道 (PHP文庫)
「武士道」というと、とても古く封建主義的な響きがします。しかしながら新渡戸稲造が明治に 記した英文になる「BUSHIDO The Soul of Japan」を約した本書を読めば、現代を生きる私達の......
学問のすすめ (岩波文庫)
個人主義の鼓吹や、基本的人権の尊重、法の下の平等、公共の福祉に反しない限りでの個人の自由の尊重など、当時まだ大日本帝国憲法が発布されるかされないかという時期において、既に日本国憲法の精神を先取りして......
論語に学ぶ (PHP文庫)
筆者は現在起こっていることの全ては古典に書かれており、その中でも特に論語は正に円なる珠と同じで上下四方、円通極まりなく世の中を照らすと。 その論語を深く読み下げているのがこの本です。 著者は漢字......
武士道 (岩波文庫)
盛岡藩士の家に生まれ育ち、クリスチャンの学校に入って、 外国に留学したとっても優秀な人だったらしい。 日本を良く知っている人が日本という国を外から見たことで、 日本の倫理とか武士道というものがよく......
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践
ヴィパッサナー瞑想を始めた頃に浮かんできた疑問の答えは 全てこの本にありました。 ヴィパッサナー瞑想とは徹底した自己分析により、 つまらない思いこみを解放するメソッドなんですね。 単なる癒しの瞑......
タオ―老子 (ちくま文庫)
単行本の時に感動し、文庫になってすぐ買いました。 老子の言葉を加島さんの言葉で意訳したアフォリズムなのですが、 落ち込んだときなどにパラパラと読めて、いい。 「道(タオ)」とは何か……という考え込む......
新訂 孫子 (岩波文庫)
前に書いた洋泉社『みるみる身につく孫子の兵法』のレビューにも紹介しましたが、改めてレビューさせてもらいます。 アジアの兵法の奥義と言える『孫子』が、安く、コンパクトな形で手に入り、かなり便利です。兵......
高校生が感動した「論語」 (祥伝社新書) (祥伝社新書)
解釈があり、読み下し文があり、ものによっては注釈が最後につくかたちで、「論語」が語られる。 ちょっと違うのでは? と思うところもあるが、人としてのあり方、社会での生き方、自分を高め、 より良い社......
[現代語抄訳]言志四録
佐藤一斎(さとう・いっさい)の弟子に佐久間象山がいて、孫弟子に 吉田松陰がいる、というポジションの人。 一時、月刊プレジデントやPHP(松下電器の社長訓の流れ)あたりで さかんに取り上げられた、老......
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)
この本は読む人を選ぶ。そんな表現がピッタリな本です。私はかの有名なセラピスト石井裕之氏のすすめで読み始めました。高橋さんの訳はシュタイナーの心と通じていなければここまで表現できなかった事でしょう!じ......
子どもの教育 (シュタイナーコレクション)
本書を読んでの感想は,第一に,やはりシュタイナー自身が書いたものを読まないとダメだということ. ラヒマ・ボールドウィン著「親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深......
色彩の本質・色彩の秘密(全訳)
シュタイナーをいくつか読んでから、思想は大体見えてきたかなって頃に手に取ってみた本。 予想以上に楽しかった。 かなり独特なシュタイナーらしい色彩論だけど、純粋な好奇心をものすごく刺激してくれる。 例......
自由の哲学 (ちくま学芸文庫)
人間は思考することができるが故に自由であることができる。我思う故に我ありという言葉の意味が少しわかった気がします。私にとっては、読むのにものすごく頭を使う本でしたが、なんだか頭が良くなった気がします......
ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版
私はこの本を20年前に読み、 こんなすばらしい本が存在しえるのか!と たいへんに強い衝撃を受けましましたが、 最近もう一度読み返してみました。 まずホフスタッターは、「この分は誤りである」という ......
神秘学概論 (ちくま学芸文庫)
とても難しいというのが正直な所だ。 聞きなれない言葉や、観念であり非常にとっつきにくい。 シュタイナー自身も著書の中で触れているが、意識的に難解な言葉で書かれている。 誰にでも分かる表現ではなく、集......
神智学 (ちくま学芸文庫)
シュタイナーの本としては、手ごろな分量であって、論理がまとまっているので大変読みやすい。かなり気楽に読むことができます。 学者が書いたシュタイナー入門みたいな本を読むよりは、本人が書いたこの本で直接......
魂のこよみ (ちくま文庫)
本書は、人智学の祖であるルドルフ・シュタイナーによる、季節の変遷を宇宙的な想念で綴られた散文詩と共に歩む構成を採った一冊です。表紙や扉を開けて一ページ目の、シュタイナー自身による色彩感覚に富んだ抽象......
精神と自然―生きた世界の認識論
日本語訳はだいぶ前から思索社さんから出版されていましたが、 一度倒産なさり「新思索社」さんとして、再出発してくださいました。 思索社時代の良書をそのまま廉価版でラインナップにそろえてくれています。 ......
面白いほどよくわかる 図解 世界の哲学・思想―深遠な「知」の世界を豊富な図版・イラストでスンナリ理解! (学校で教えない教科書)
哲学や思想の歴史が年代順に並んでいる。 哲学の初歩を概観するのは良い。 しかし、個々の思想家に対する記述が少ないので、 高校で倫理社会や大学の教養で哲学をとった人には物足りないか。 見開きごとにイラ......
常識として知っておきたい世界の哲学者50人 (KAWADE夢文庫)
かつてこんな本があったでしょうか? 専門家にとってはくだらないのかも知れないけれど、僕は好きな一冊。 哲学者を辞書で調べると少ししか書いていない。専門書はワケ分からん。 50人の哲学者の思想が分か......
面白いほどよくわかる現代思想のすべて―人間の“知”の可能性と構想力を探る (学校で教えない教科書)
自分が知っている思想家の思想についてはよくわかるけれどそれ以外の、特に普段あまり聞かないような人の理論については全く何のことやら理解しかねる、という本でした。 マルクス・レーニン等こっぴどくこき......
哲学案内
とても薄い本。文庫であり、総ページは100頁に満たない。その薄さからは想像できないほど、内容が充実している。13講に分けられており、哲学の歴史からわかりやすく学べる良書。...
20世紀の思想―マルクスからデリダへ
本書は、哲学を実用的なものと考えている人達にとってはよい話の種になるかもしれません。しかし永井均氏の言葉を借りれば哲学を「結論はどうでもいいのです。思考の過程こそ重要」と考える人にとっては、あまりに......
よみがえる古代思想―「哲学と政治」講義〈1〉 (「哲学と政治」講義 (1))
政治を学ぼうと思う人は、遠回りのようだが、古代思想から始めるのが王道であり、一番の近道である。この本は政治思想研究の大家である佐々木毅先生の著作であるが、非常に読みやすく、内容にも信頼が持てる。 正......
ひらめき脳 (新潮新書)
あぁ、僕は脳の原則に従って生きているなぁと感じてしまったw すなわち快楽原則。ある成功体験により快楽を得ると、その体験に関連した神経細胞の回路がその分だけ強化され、同じ快楽を求め、同じ行動を繰り返す......
14歳からの哲学―考えるための教科書
小学生の子供の推薦図書になっていたので読んでみました。著者の人生観の範囲で,わかりやすく書かれていると思います。著者の限界のようなものが感じられたほうが,子供にはむしろいいかもと思ったり。傲慢な物言......
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
この本も面白かったです。 わたしたちの日常生活にすっかりと染み込んでいるにもかかわらず、理解するのには非常にややこしい「構造主義」について、あまり肩肘を張らず寝っころながりながらでも読めてしまうと......
「待つ」ということ (角川選書)
待つということは、「けっして何が起こるかわからない絶対の外部である未来」に向けて自らを「開け」ること。<待つ>ことから未来は生まれ、意識は始動したとすら言えるかもしれないp.189と鷲田先生は言われ......
時間は実在するか (講談社現代新書)
驚くほどつまらない本。 作者の意図なのか、それとも書き方の癖かはっきりしないが、 文章の中に補注のための括弧が散見し見苦しい。 必要の無い括弧による意味補強も多々、 また、同じ語彙のしつこいくらいの......
ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察
この本から著者の本を読み始めるのが無謀だったのでしょうか。 話の内容も流れもサッパリ分かりませんでした。 女の子にとっては特にソウルメイトって言うと、赤い糸で結ばれた運命の恋愛相手のように思ってし......
プチ哲学 (中公文庫)
なるほど。 この視点から ピタゴラスイッチが生まれたことに納得がいく。 「ケロちゃん危機一髪」 「プッチンプリンの法則」等など どのページもかわいい絵だが、 普段どれだけ物事を見つめて頭を使っている......
はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)
日ごろ私たちが口にする「考える」という言葉。しかしなぜ、私たちのほとんどは「考える」ということが、いったいどういうことなのかを自分の言葉でうまく説明することができないのに、他人には「ちょっと考えて......
じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)
名著である。哲学的な訓練を積み、なおかつ考え抜いた知性だけが能くし得る文章といえる。 一点だけ、電車内で化粧する女性についての一文は秀逸であり、考えさせられる。 それは脳の問題ではない。<他我問題>......
モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)
小林秀雄の書いたものは勉強にならないものがない。 「核心に迫る」という言葉があるが、彼ほどこの言葉の似合う人はいない。 また彼の評論には、現代の評論家たちがどこかに置き忘れている、 品位と読み手......
論理トレーニング101題
我が国の学校教育では国文法はあまり重要視されず、中学生の時に少しやるくらいです。指導が不徹底でひどい場合は一切ふれず国文法の概念さえあるか否か分からずじまいになってしまいがちです。活字離れも相まって......
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
実に解りやすい構造主義の入門書です。哲学・思想入門の本はいろいろありますが、この本のように登場する思想家達の位置取りと相関関係をきちんと説明している本は見たことがありません。また、今まで内田先生の本......
新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)
改めて日本語を考えさせられ、いいトレーニングになりました。これからこの本でで学んだ内容を活かせる様にすることがここからの課題ですね。 興味深い例題ばかりで、そっちの内容にも満足しました。論理の本です......
フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)
原書は、一般人向けに書かれたようだ。Flowとは何か?まずはきちんとした定義がこの本にはない。文脈から判断するには、楽しく時間を忘れるような没頭する体験というところか。幸福を追い求めても、不幸になる......
入門!論理学 (中公新書)
野矢氏の著作にはまっていて、読むのはこれで7、8冊目。 野矢氏の本職は哲学だが論理学と数学に関する著作も多く、本書は論理学に関する著作の中では4冊目。最新刊である。 本書のもっとも特筆すべきは、論......
はじめての構造主義 (講談社現代新書)
難しい事をメチャクチャ分かりやすく書いてある感じです。 婚姻のところは、紙と鉛筆を使って、しばらく考えましたが・・・。 よくよく考えると、まだこれで世の全てを語ったというより、 構造主義を理解する為......
論理学
これまで冊も東大出版会出版の学術書を読んで来たが、この本は有数の平易な本である。最初に結論を言えば、東大出版会の名を以て難しいなどの先入観を持たない方が良いと言う事である。論理学と言う分野を本の中の......
ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
よく注意して読むと分かるが、思考法の本と見せかけて実態は自分が正しいと思っている経済学の見解を押し付ける内容の本。そのため4章以降はグダグダ 中盤以降はコールドリーディングの定義も間違ってるし。 肝......
パラドックス大全
実を言うと、あまり期待せずに数学方面の関心と著者名だけで買った本である。それだけの本だったが、読んでびっくり、凄く面白いぞ! いやいや、まずは懐疑主義的なネタが豊富なのも面白い。なにせ著者は『大......
詭弁論理学 (中公新書 (448))
よくよく考えてみると理に合わないのだけど、筋道を立ててうまく反論できず、やり込められてしまう…そんな「詭弁」「強弁」のパターンをわかりやすく説明してくれる作品です。 完全に騙されてしまうのではなくて......
マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)
私は共産主義者ではありませんが、この本は一読の価値があと思います。 未だもってこの本ほど資本主義社会のことを的確に理解し、表現した文章はないと思います。ブルジョアを世界的会社とと単語を置き換え......
暴力論〈下〉 (岩波文庫)
暴力というと、日本は戦争放棄した国。距離を持って読み出したが、全然違った。 細かくいう技量はないので、舌足らずになるが、権力を持つ人間にどう暴力(強制力)を持つべきか、そんな感じの話です。国の頭が体......
隷従への道―全体主義と自由
新自由主義の理論的先駆ハイエク。しかしそのエピゴーネン達らの議論が、異様なまでに空想的で極端で、ブキャナンに至ってはただの資本の専制主義にほかならない議論をするのに対して、集産主義全盛の時代に「少数......
今こそマルクスを読み返す (講談社現代新書)
マルクス主義の復権を予見するぐらいは朝飯前か。やっぱり何度読んでも天才で、河合出版が中国語訳を出すのも、まあ、あそこの社長の趣味でもあるが、廣松史観再評価への必然性を示すと思われます。残念ですが、唯......
遊撃戦論 (中公文庫)
本書は中国の抗日戦争(日中戦争)において戦争一般の形態が遊撃戦争(ゲリラ戦)へと変化したことを指摘し、その従来にない特徴を理論的に解明した本です。 本書では戦争を、敵を包囲する「外線作戦」と敵に......
北一輝論 (講談社学術文庫)
革命は左翼、ナショナリズムは右翼と対立軸を引き易いが北一輝は線引きなどしない、天皇を利用し社会主義革命を執行しようとする。ロマンに酔い恋慕し放浪し革命家の道に、、、。評伝として松本健一著評伝北一輝が......
グラムシ・セレクション (平凡社ライブラリー)
イタリア共産党の源流グラムシのアンソロジー。「帝国」のネグリも強く影響を受けている。 グラムシは共産主義者と言っても、ソ連流の赤色革命を否定し、現代の社会民主主義に近い漸進的改革を主張したことで知......
ネオ共産主義論 (光文社新書)
新書が溢れる書店の棚のなかで私には本書がひときわ輝いてみえた。「本書を最後までお読みになられた方は、今まで共産主義について知らないことがいかに多かったかということに驚かれたかもしれません」(244頁......
日本共産党 (新潮新書)
この本のタイトルは『日本共産党』となっているが、本の内容と、タイトルが与える印象との間に大きな差があると思う。 本の内容として、日本共産党という「組織」に関する批判、その組織運営のために必要な......
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